人肉食の歴史


■カニバリズムは、人間が人間の肉を食べる行動、あるいは宗教儀礼としてのそのような習慣をいう

■食人、食人俗、人肉嗜食、アントロポファジーともいう

■なお、文化人類学における「食人俗」は、社会的制度的に認められた慣習や風習を指し、一時的飢餓状態下の緊急避難的な場合や精神異常による食人を含まない

■語源はスペイン語の「Canibal(カニバル)」に由来する。「Canib-」はカリブ族のことを指しており、16世紀頃のスペイン人航海士達の間では、西インド諸島に住むカリブ族が人肉を食べると信じられていた

■小室直樹の評するところによれば、中国では古代から近世にかけて食人の習慣が非常に盛んであったとされる

■中国が他文化の食人と比べ特徴的なのは、食人が精神異常行為、宗教的行為、緊急避難行為などではなく、恒常的な食文化として根づいていたとされる

■膨大な文献が中国における日常的な食人行為を伝えているが、中国人の道徳規範である儒教と道教は、食人についてまったく触れておらず、これは食人が中国文化において認容されていることを示している


略歴・経歴(プロフィール)
■小室直樹(こむろ・なおき)
【1932年~2010年】日本の経済学者、法学者、法社会学者、評論家。東京都世田谷区生まれ。京都大学理学部数学科卒。研究分野は法学、社会学、法社会学、政治学。論文・著書・『ソビエト帝国の崩壊 瀕死のクマが世界であがく』『アメリカの逆襲 宿命の対決に日本は勝てるか』『アメリカの標的 日本はレーガンに狙われている』『資本主義中国の挑戦 孔子と近代経済学の大ゲンカ』『韓国の悲劇 誰も書かなかった真実』『国民のための経済原論 Ⅰ・Ⅱ』など多数
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