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ポタラ宮の歴史・概要


■ポタラ宮は1642年、チベット政府「ガンデンポタン」の成立後、その本拠地としてチベットの中心地ラサのマルポリの丘の上に十数年をかけて建設された宮殿である


■ポタラ宮はチベットの首都であるラサの象徴ともいわれる宮殿である。1959年にダライ・ラマ14世がインドに亡命するまで、およそ300年にわたりチベットにおける聖俗両界の中心だった


■ポタラ宮はマルポリ山(赤い山の意)の上にそびえ、偉容をたたえて街を見下ろしている。その内部は迷宮のように入り組んだ廊下が続く


■ポタラ宮はとにかく壮大で、東西400メートル、主桜の高さ117メートル、宮殿の外壁は紅白の2色に塗り分けられ、それぞれ紅宮、白宮と呼ばれる


■白宮
白宮は、歴代ダライ・ラマの居住と政治的な執務にあてられた領域である。ダライ・ラマが「世俗王」として権力を行使する場といえる。1645年から8年の歳月をかけて、観音堂を中心に東西に建造されていった。寺全体の外壁が白色に塗られ、人目を引くことから、人々に白宮と呼ばれるようになる

■紅宮
白宮の西側に隣接して建てられている紅宮は、宗教的な領域である。ここはチベット仏教の総師ダライ・ラマが「祭司王」としての権威を発揮する場であったといえる。白宮と同じく、外壁全体が赤く塗られているため紅宮と呼ばれた
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